• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

新着情報

あまりにも暑い日は、電話診療やスカイプ診療もご利用下さい!(お知らせ)

今に始まったことではないのですが、当院では以前より電話診療やスカイプ診療も導入しております。従来より遠方の方や体調の悪い方はご利用されていましたが、一連のコロナ感染拡大により都内や近郊にお住まいの方もご利用される様になっ …

2022年8月2日 /
マラソン, 日常の出来事
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和中飲(わちゅういん)、暑気あたり予防の漢方茶で胃腸もスッキリ!含まれる桂枝(けいし)について

前回のブログでも和中飲を書いたのですが、これが思ったより好評で嬉しい悲鳴です。ちなみに和中飲の構成生薬は枇杷葉、桂枝、縮砂、我朮、藿香、呉茱萸、木香、丁香、甘草の9種類です。 先日、生薬問屋さんが京都から訪ねて見えた時に …

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あの当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も五苓散の生薬が基本です

当帰芍薬散=四物湯+五苓散(マイナス3種類の生薬) 女性系疾患ある人(瘀血)で浮腫みなどの水毒症状ある方が適応です。異なる作用の2つの処方を合わせた物が当帰芍薬散です。キャッチ画像の冷しゃぶと温しゃぶのタレ以上に異なる2 …

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肝腎養生のための漢方薬、今回は五苓散(ごれいさん)二日酔いにも効く「水毒」の処方!

五苓散(ごれいさん)はメジャーな処方で良く頻用されるので、服用したことがある方も多いかと思います。タイトルにも書いていますが、二日酔いにも用いられます。これは下の方に書いてあるのでよろしければ最後までご覧下さい。 五苓散 …

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肝腎(肝心)養生のための漢方薬、続き〜柴苓湯(さいれいとう)など

前回の話の続きになります。 肝腎は前回も書いた様に、「気」をコントロールしたり貯蔵したりの作用がある部位です。さらには、肝腎は漢方でも代謝機能に関係ある部位、つまり解毒に関係していると考えています。この両者は協力関係にあ …

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肝腎(肝心)養生のための漢方、肝・腎について、あの「うなぎ」にも肝腎を補う作用あります

今週末は土用の丑の日です。土用のうなぎが夏バテに良いと言うフレーズは200年前に平賀源内が、流行らなかったうなぎ屋のために考えたフレーズだと本に書いてありました。うなぎは漢方的には、肝や腎(さらには脾)に良い食べ物とされ …

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漢方薬を飲むのに一番良い時間は食間、まとめて飲むのはやめて下さい!

患者様に「薬はきちんと食間に飲まなければダメですか?」とか「忘れるので食後に飲んでも良いですか??」など質問されます。 薬剤師に聞くと「食間に3回(または2回など)服用して下さい」と言われてしまいます。私は聞かれると大抵 …

2022年7月15日 /
漢方戯言, 漢方
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徒歩3分内ランチ・その3、冷やしかき揚げ蕎麦(食養論、医食同源)

私の祖父らが聖光園時代に書いた本(食養論)に漢方的な視点から食べ物に関して書かれています。それによると蕎麦はとても素晴らしい健康食で病気も治す、みたいな記述がありました。大昔に書かれた内容ですので今となっては色々と指摘す …

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女性系の漢方薬で瘀血や便秘も解消!

以前ブログで子供の便秘のことを書きましたが、偶然にも朝のテレビで便秘は万病の元みたいなことを特集していました。今更言うまでもなく漢方でも便秘は万病の元、逆に万病の結果が便秘であるとも考えます。例えば女性系疾患でお悩みの方 …

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