• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

肝腎養生のための漢方薬、今回は五苓散(ごれいさん)二日酔いにも効く「水毒」の処方!

  • 2022年7月25日

五苓散(ごれいさん)はメジャーな処方で良く頻用されるので、服用したことがある方も多いかと思います。タイトルにも書いていますが、二日酔いにも用いられます。これは下の方に書いてあるのでよろしければ最後までご覧下さい。 五苓散 …

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肝腎(肝心)養生のための漢方薬、続き〜柴苓湯(さいれいとう)など

  • 2022年7月22日

前回の話の続きになります。 肝腎は前回も書いた様に、「気」をコントロールしたり貯蔵したりの作用がある部位です。さらには、肝腎は漢方でも代謝機能に関係ある部位、つまり解毒に関係していると考えています。この両者は協力関係にあ …

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肝腎(肝心)養生のための漢方、肝・腎について、あの「うなぎ」にも肝腎を補う作用あります

  • 2022年7月19日

今週末は土用の丑の日です。土用のうなぎが夏バテに良いと言うフレーズは200年前に平賀源内が、流行らなかったうなぎ屋のために考えたフレーズだと本に書いてありました。うなぎは漢方的には、肝や腎(さらには脾)に良い食べ物とされ …

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漢方薬を飲むのに一番良い時間は食間、まとめて飲むのはやめて下さい!

  • 2022年7月15日

患者様に「薬はきちんと食間に飲まなければダメですか?」とか「忘れるので食後に飲んでも良いですか??」など質問されます。 薬剤師に聞くと「食間に3回(または2回など)服用して下さい」と言われてしまいます。私は聞かれると大抵 …

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徒歩3分内ランチ・その3、冷やしかき揚げ蕎麦(食養論、医食同源)

  • 2022年7月11日

私の祖父らが聖光園時代に書いた本(食養論)に漢方的な視点から食べ物に関して書かれています。それによると蕎麦はとても素晴らしい健康食で病気も治す、みたいな記述がありました。大昔に書かれた内容ですので今となっては色々と指摘す …

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女性系の漢方薬で瘀血や便秘も解消!

  • 2022年7月8日

以前ブログで子供の便秘のことを書きましたが、偶然にも朝のテレビで便秘は万病の元みたいなことを特集していました。今更言うまでもなく漢方でも便秘は万病の元、逆に万病の結果が便秘であるとも考えます。例えば女性系疾患でお悩みの方 …

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そもそも「熱中症」エピソード3、暑い時期には寒涼性の食べ物で体の熱を冷ましましょう

  • 2022年7月1日

前回、前々回と熱中症に関して現代医学と漢方的観点それぞれから考えてみました。エピソード1、エピソード2をご参照下さい。 さて気温が高ければ体に熱が篭るのは避けようがありませんし、湿度が高ければ汗が蒸発しにくくなり体温が下 …

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徒歩3分内ランチ2!!ニラ肉カレーせいろ、韮子(ニラ)は温裏・強壮作用あります!!(医食同源・食養論)

  • 2022年6月28日

診療所から徒歩3分の蕎麦屋さん(泰明庵)で、ランチとして初めて「ニラ肉カレーせいろ」と呪文の様に舌を噛み噛みしながら注文してみました。 ニラの生薬は韮子(きゅうし)と呼ばれて、日本では「古事記」の中でも記載されていて昔か …

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そもそも「熱中症」ってなんだ??(エピソード2・漢方的に)過剰な熱(火)が原因です

  • 2022年6月28日

前回の(エピソード1)では熱中症に関する一般的(西洋医学的)な考えを書きました。今回は東洋医学的な方面から考えてみます。 1)高熱の環境下で体に熱(火)が篭る。それにより過剰な熱が行き場を失って体を攻撃する。基本的に熱は …

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