• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

風邪、インフルエンザやコロナ感染症の漢方からの見方と風邪の常備薬(2号や11号)

  • 2022年11月22日

漢方には大昔から漢方独自の考え方があり、原則的には風邪やインフルエンザからコロナ感染症などもその考えに当てはめて漢方薬を選択する必要があります。大昔はウイルスや細菌を同定する手段も方法もなかったので、それらの感染症は全部 …

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そろそろ風邪やインフルエンザの季節です、当院の風邪薬2号、11号を常備すれば役に立つと思います

  • 2022年11月15日

当院でも11月に入ってからインフルエンザの予防接種を開始しています。まだ少し在庫がありますので、ご希望の方はお早めにご予約下さい。そもそも風邪とインフルエンザの症状は似ていますが、それぞれ異なるウイルスが発症原因となりま …

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実際に当帰芍薬散を自分で買って試してみたい場合に具体的にどの様に服用すれば効果的だろうか?

  • 2022年11月8日

当帰芍薬散について過去のブログで色々と書いて来ましたが、患者さんから「遠方でここに来れない友人に当帰芍薬散を勧めてあげたいのですが、どの様な感じで説明すれば良いですか?」と言うストレートな質問がありました。自己判断で適当 …

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さらに当帰芍薬散について、妊婦さんからお天気頭痛や眩暈にも応用できます!

  • 2022年11月1日

当帰芍薬散のあれこれについて、ブログに中で過去に2回程書いて来ましたが、今回はもう一歩踏み込んで実際にはどの様に処方しているかについて書いてみます。 当帰芍薬散は女性の基本処方ですから、妊婦さんの流産予防としても重宝され …

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当帰芍薬散の根本となっている四物湯(女性系の大基本処方)について見てみよう

  • 2022年10月25日

以前のブログ(あの当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も五苓散の生薬が基本です)で当帰芍薬散=四物湯(しもつとう)+五苓散(ごれいさん)と書きました。細かいことを書けば、そこから桂枝、猪苓、地黄を抜くのですが、あまり難しい …

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新型コロナ感染症の漢方治療は変わったのか、それともまだ清肺排毒湯?

  • 2022年9月5日

コロナ感染の第7波も落ち着きつつありますが、コロナ感染の漢方治療を希望される方からの問い合わせは相変わらず続いているのが現状です。コロナ感染の当初は、清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)が効果がありました。服用すると胸苦し …

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胃もたれなど、胃の不具合に使う漢方薬は種類が多すぎて迷います!

  • 2022年8月16日

生クリームを使ったケーキやアイスコーヒーを極々たまに食べるのですが、若い時から必ず胃もたれします。3時頃に食べると、夕食どきも胃もたれしたままで空腹感が全くありません。生クリームの様な油物は消化に時間がかかり、胃の動きも …

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漢方系の学会雑誌でも新型コロナ感染症に対する漢方治療の報告が増えています

  • 2022年8月8日

昨今テレビをつけると「日本感染症学会では・・・・」とか、よく聞きますが、漢方界にも立派な学会はいくつか存在します。それぞれの学会では学会雑誌と言うものを発行していて、その中で新しい治療の発見やこんな症状にこの処方を使った …

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あの当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も五苓散の生薬が基本です

  • 2022年7月29日

当帰芍薬散=四物湯+五苓散(マイナス3種類の生薬) 女性系疾患ある人(瘀血)で浮腫みなどの水毒症状ある方が適応です。異なる作用の2つの処方を合わせた物が当帰芍薬散です。キャッチ画像の冷しゃぶと温しゃぶのタレ以上に異なる2 …

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肝腎養生のための漢方薬、今回は五苓散(ごれいさん)二日酔いにも効く「水毒」の処方!

  • 2022年7月25日

五苓散(ごれいさん)はメジャーな処方で良く頻用されるので、服用したことがある方も多いかと思います。タイトルにも書いていますが、二日酔いにも用いられます。これは下の方に書いてあるのでよろしければ最後までご覧下さい。 五苓散 …

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