• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

桂枝茯苓丸と当帰芍薬散、合わせてイイとこ取りをしたら折衝飲!?

  • 2023年9月12日

桂枝茯苓丸と当帰芍薬散を合わせた感じの処方が折衝飲です。両者良いとこ取りの処方です。桂枝茯苓丸や当帰芍薬散でいまひとつピンと来ない方に!

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桂枝茯苓丸と当帰芍薬散の違い、前回の記事に反響がかなりあったので!

  • 2023年9月5日

前回の記事へのアクセスが多かったので、桂枝茯苓丸と当帰芍薬散の違いについて少し詳しくみてみます

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ところで夏バテって、どこがバテるのだろう?それ実は肝腎バテ状態です!!まとめ(3)

  • 2023年8月1日

家方清暑益気湯についてのまとめです。また夏バテ予防茶、和中飲のサンプルを作りましたので、ご希望あればご来院の際におっしゃって下さい。

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機能性ディスペプシア(胃腸の機能障害)の漢方の違いと使い分け(2)

  • 2023年5月2日

前回の続きです。今回は安中散(あんちゅうさん)、六君子湯(りっくんしとう)、柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)などについてです。

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みぞおちの違和感は胃の不調だけではなく・・・・(前回の続き):日本漢方は腹診が大切(半夏瀉心湯)

  • 2023年3月18日

前回の続きです。21日が春分の日で休診なので、早めにイレギュラー更新です! 実際の例を挙げると 精神科で精神経疾患を治療中のある患者さんが、喉の詰まりや胸のモゾモゾ感を自覚され、耳鼻科を受診されましたは問題がなかったので …

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そろそろ困ったマスクの下の頑固なニキビ、皮膚科治療で治り切らない時には漢方も!

  • 2023年2月28日

3月13日からマスクの着用に関して個人の判断に委ねられることになりました。個人的には助かります。メガネは曇るし、何よりもマスクの紐に耳が引っ張られて側頭部の緊張性頭痛や肩凝りが酷くて困っていました。当院の鍼灸部にもそうい …

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気になる気のせい「喉のつまり感」に半夏厚朴湯は大本命、ダメなら次はどうする(2)?

  • 2023年2月7日

前回パート(1)をアップした日に偶然とは言え出来過ぎな感もあったのですが、薬局でレジを待つ列で前にいた女性の手にK社の半夏厚朴湯を持っていました。年の頃は40代中頃かと思いますが、更年期障害などに付随して出てくる喉のつま …

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過敏性腸症候群と月経関連の悩みは大建中湯+四物湯で、まとめて良くできるかも!

  • 2023年1月24日

過敏性腸症候群が元々あって、月経不順や月経痛などを主訴として受診される方は思った以上に多いです。過敏性腸症候群は人口の10%程度、女性に多いらしいので、この両者で悩んでいる女性は多くおられると思います。 過敏性腸症候群に …

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何かと話題の葛根湯について見直してみよう、そして誰でも小柴胡湯は大間違いです

  • 2022年12月27日

時期柄もあり、コロナ感染症やインフルエンザ関連での検索から当ブログにお見えになる方の数がかなり増えています。前々回のブログでも書きましたが、葛根湯や小柴胡湯加桔梗石膏がニュースになったおかげかと思います。 コロナ感染症や …

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肝腎養生のための漢方薬、今回は五苓散(ごれいさん)二日酔いにも効く「水毒」の処方!

  • 2022年7月25日

五苓散(ごれいさん)はメジャーな処方で良く頻用されるので、服用したことがある方も多いかと思います。タイトルにも書いていますが、二日酔いにも用いられます。これは下の方に書いてあるのでよろしければ最後までご覧下さい。 五苓散 …

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