• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

細かい女性系処方の使い方、当帰芍薬散と桂枝茯苓丸で体感の違いが出た実例を!

  • 2023年8月29日

当帰芍薬散と桂枝茯苓丸、似たような処方だと思われがちですが、実は全く異なります。桂枝茯苓丸から当帰芍薬散に変えたら体調が悪くなった方の例です

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この時期特有の、水分吸収の落ちた体に合う胃薬漢方を絞って2種類!

  • 2023年8月8日

注意しすぎると逆に水分摂取が過剰になることもあります。胃腸症状や頭痛など水毒となり逆効果にも。胃腸の水捌け良くする漢方について。

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不妊症の漢方治療について、強く優しく間を取って、実はこれこそ簡単オーダーメイド漢方の第一歩(4)

  • 2023年7月11日

多くの方の体質は中間に位置すると思います。中間と言っても、幅はかなり広いでの、強い処方と優しい処方の組み合わせ比率を考えてオーダーメイド的な漢方が適応になります

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不妊症の漢方治療について、血液の巡りを良くしてホルモンバランスを整える(2)

  • 2023年6月27日

タイトルは変わっていますが前回からの続きになりますので、まずはそちらをご覧下さい。今回からは少し細かく見ていきます。 強い駆瘀血剤が良いタイプ まずは比較的分かりやすい瘀血治療として、強い駆瘀血剤で血流改善させるパターン …

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アトピー性皮膚炎のメジャー漢方、最初に処方される温清飲と黄蓮解毒湯、四物湯の大きな違い(2)

  • 2023年5月23日

温清飲=黄連解毒湯+四物湯です。炎症を抑える黄連解毒湯と皮膚を潤す四物湯を合わせた処方が温清飲です。

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脳の血流改善に釣藤散、頭痛、めまい、耳鳴りから認知症まで、手の震えなどに効果があった例を

  • 2023年3月28日

釣藤散(ちょうとうさん)と言う聞き慣れない名前の処方があります。これはタイトルにある様に、動脈硬化による頭痛、めまい、耳鳴りなどに使うのですが、更には軽度の脳血管型の認知症にも効果があると言われています。時間の経過した重 …

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花粉症の漢方と言えば小青竜湯、その効果はどんな感じで出てくるのか?

  • 2023年3月7日

天気予報などで連日の様に「いよいよ明日からは花粉のピーク!」だとか「過去最大級の飛散!」などとよく耳にします。そもそも明日からピークと毎日言われると、「今日がピークじゃなかったの??」と、少し混乱して来ます。ピークがいつ …

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女性系の有名処方、当帰芍薬散か加味逍遙散どちらを買おうか、お悩み解決(1)

  • 2023年2月14日

当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸は女性系の3大漢方 当帰芍薬散、加味逍遙散は女性系のメジャー処方です。これに桂枝茯苓丸も加えて上手に使い分けできれば、薬局などで購入できる範囲の漢方治療としては上出来です。しかし残念なこ …

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女性系漢方(月経不順・困難症、更年期、内膜症から不妊症など)、ゆる〜い選び方とその理由

  • 2023年1月17日

女性系の漢方薬は数多くあり、どれを選ぶかは大変迷う所です。みなさんが薬局で選ぶ時も、あれやこれやで選ぶのは悩ましいと思います。大昔から多くの人が女性系疾患で悩んで来たからこそ、多くの処方が存在するのです。今回のお題は、「 …

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何かと話題の葛根湯について見直してみよう、そして誰でも小柴胡湯は大間違いです

  • 2022年12月27日

時期柄もあり、コロナ感染症やインフルエンザ関連での検索から当ブログにお見えになる方の数がかなり増えています。前々回のブログでも書きましたが、葛根湯や小柴胡湯加桔梗石膏がニュースになったおかげかと思います。 コロナ感染症や …

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