今回は祝日でもあるので、あらかじめ書いておいた胃苓湯の最終回をアップする予定でしたが、今週末頃より花粉が飛散しそうな予報なので花粉症の過去記事へのリンクをアップしておきます。と言う自分も昨日、花粉なのか何なのかに被弾してしまい、夕方頃より異様な眠気と共に体がだるくなり、鼻水がダラダラと出てきて、体は寒いし・・・・・と危ない状況でした。セオリーならば小青龍湯なのですが、手元には葛根湯しかなかったので、取り敢えずの葛根湯で10分程で症状改善です。なぜ葛根湯でも良いのか?これは両者の成り立ちを考えれば分かることなので、次回以降に解説できればと思います。さて、話を戻して花粉症の漢方治療を考えておられる方は以下の記事ご参考までに。そもそも花粉はこの季節だけではなく、もはや通年で何かが症状を出すレベルで飛散している印象です。当院におかかりの方々も花粉症持ちの方が多い(但し、通院理由は他のこと、例えば月経不順やアトピー性皮膚炎など)ので、色々と話を伺えるのですが、花粉の言葉をあまり聞かなかったのは11月くらいで、12月に入ると寒暖差なのか花粉なのか分かりませんが、「何か飛んでる〜」とおっしゃる方が次第に増えて来て今頃がピークに達して来ます。漢方の花粉症の薬は意外に効果あると思います。服用すると2〜3時間は鼻水が止まるでしょう。減感作療法の繋ぎの方やこの時期だけ鼻が気になる方は症状ある時だけで大丈夫です。花粉症の代表的な漢方、小青竜湯の過去記事へのリンクは以下になります。漢方治療検討のご参考になればと思います。
花粉症の漢方と言えば小青竜湯、その効果はどんな感じで出てくるのか?
花粉症の漢方と言えば小青竜湯、症状緩和に抗アレルギー剤との併用も効果アップです!
外を走っていると花粉を始め色々な飛散物質にさらされて目が痒くなったり鼻水が出たり大変ですが、こまめに洗浄して症状がハッキリするほど辛ければ漢方を飲んだりしてやり過ごしています。以前、抗アレルギー剤を試したこともあったのですが、正直漢方の方がまだマシな感じです(ここは嘘でも漢方が凄く効くと書かなければダメか?)ビラノアに至っては飲む時間が面倒すぎてホント論外でした(笑)で、家に帰って来ても人の一瞬の隙を窺ってるヤツがいたりして休まる時間がありません!
細野漢方診療所 細野孝郎