• 内科医師からスタートし、現在は三代続いている漢方専門のクリニックを銀座で開業中。女性系疾患(月経関連、更年期、 不妊症など)、アトピー性皮膚炎などから、ちょこっと体の弱い人までお見えになります。趣味はマラソン(基本的にはインドアでテレビ派)、猫(アメショ)、週に1回の外食。マラソンはsix stars finisher(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)日本人では338人目位の達成!!

やっと涼しくなって来ました。そうなると夏の間に体調を整えて待機されていた移植待ちの方々がいよいよこれから、と言う時期になります。そもそも過度な暑さでダメージが加わると、体がくたびれれて、同時に血液の質が落ちてしまい内膜も厚くなりにくいと考えます。いわゆる血が足りない状態、これを血虚(けっきょ)と呼ぶのですが、そうなりやすいのが夏です。欲を言えば涼しくなってから3ヶ月は待ちたいのですが、そうなると年末になってしまうので現実的ではありません。当院でも9月も末になると移植に向かう方が多く、毎日のように「移植日の前日までは内膜を厚くする目的で今の処方を続けて、移植当日から子宮の過度な動きを抑える処方に変えて、その後は妊娠したとみなして妊婦さんの基本処方で判定を待ちましょう・・・・・」と同じ説明を繰り返しています。もちろんプリントした物もお渡しもしています。ともかく全員の方が上手く行って欲しいと願うだけです。これ基本的には同じ処方を使うのですが、場合によっては変えたりもしています。また手元に薬はあるけど、お休み中に時間が空いてしまって服用方法が曖昧になった方は電話でも良いのでお尋ね下さい。あと以前やっていた(第一子の時とか)けれどそう言えば!と思い出した方、お早めにどうぞ。但し今週移植するとおっしゃって新患さんでお見えになる方がたまにおられますが、これは申し訳ございませんが止めた方が良いです。間際で新しいことをして良い結果だったことはあまりありません。残念ながら今回はダメだったが次に備えてやってみたい、と言う場合は頑張って一緒にやって行きましょう!

先日2歳の誕生日を迎えた猫の体重を測ってみると・・・・・余裕の6キロ超え!余分な脂肪なく筋肉質で家の中を破壊しながら走り回っています。夏バテもしてそうになかったので放置していましたたが、せっかく体重計を持っているのだから月に1回は測らないとダメですね。

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細野漢方診療所 細野孝郎